今回はVAROLANTにおける『ラーク』について自分なりの解釈で解説していきます。
英単語のlurkという単語から派生していて『潜む、待ち伏せする』という意味で、VALORANT内では『単独行動』を指します。一般的に
・情報を入手できる
・キルを狙える
などのメリットがあると言われています。
今回はラークをすることが多い、センチネル、コントローラーに焦点を絞って解説していきます。
では、VALORANTでラークをするにあたって何をすれば良いか、何をすればチームに貢献出来るかを考えていきましょう。
音の重要性
結論から言うとラークで重要となることは、『エリア取り、情報取り』の2点です。
VALORANTでは、足音、スキルの音、返ってきたスキルでどのキャラが何処にいるのかを例外はありますが、凡その把握が出来るゲームです。
ラークをする際に重要となるのは、情報が一番重要となります。
はじめに足音、スキルの音の2点の情報をメインにどのようにエリア取りに繋げていくかを解説していこうと思います。
足音
まず、足音についてですが、
VALORANTは走ると必ず足音がなります。
そのため、他のサイトに敵が寄るときには必ずといって良いほど足音が聞こえます。
では、自分は何をしないといけないか。
足音の聞こえる範囲でそのエリアをキープすることです。
一番足音が聞こえるところで寄りが分かる場所はミッドです。
おすすめスポットを例で挙げると。
・アセント – ボトム
・スプリット – ベント、メールボックス
・バインド – ランプ、フッカー
・ヘイブン – B前、ダブルドア前
・ロータス – B前
・フラクチャー – アーケード、パラボラ ※ミッドというエリアがないため。
・パール – ダブルドア前、アート前
このエリアは取ることが難しかったり、キープするのが難しいですが、取ることが出来ると足音という情報が簡単に取れます。
上手い相手程このエリアを取られる重要性が分かっているため、特に取るのが困難になることが懸念点です。
マップの構造が違うため、足音が聞こえずらいマップがあったり、エリアを取りに行くのが難しい場所、簡単な場所はありますが、取れた時に落ちる情報はそれに比例します。
では、このエリアを取ることが難しい場合何処を取れば良いのか。
各マップのメインです。
メインを取っておくことで相手の寄りの音がミッド程ではないですが聞こえます。
キープするのがミッド程難しくないことがメリットです。
※メインとミッドのラークについては後で解説します。
ここからは足音を、どのようにラークに生かしていくかについて触れていきます。
足音を元にするラークでは相手を味方に動かしてもらうことが前提です。
理由は、足音という情報が一番取れる状況は相手が寄っていくときであったり動いている時に一番分かるからです。
その状況を味方に作ってもらい、相手に動いてもらうことが重要です。
相手がどちらに動いているか分かる足音が聞こえたら自分が動き出すチャンスです。
相手が動いている方向と逆側は相手の人数が少なく、エリアを取るのにリスクが低くなっている可能性が高いため、動きましょう。
スキルの音
次にスキルの音を解説していきます。
VALORANTはゲーム上、設置型のスキルがあり、効果範囲があることによって相手の情報を得ることが出来ます。
では、この相手の設置型スキルをどううまく活用し、ラークをするのかを2種類解説していきます。
効果範囲のあるスキルが機能しなくなった場合
大事な点は、効果範囲があること、近づくと音がなることです。
相手が効果範囲から離れると、近づかなくても音が一度大きく聞こえ、中には見えやすくなるスキルもあります。
そのため、音でそのキャラが寄った判断をすることができ、ラークをするチャンスになります。
注意点は、スキルの回収はあえてラークを促す行動である場合があるため気を付けてください。
スキルを機能させずに通る場合
この方法の例を挙げると
1.キルジョイ、チャンバーのアラームボット、トレードマークであったり、キルジョイのタレットをスモークで隠しながら進む、又はオーメンのシュラウドステップで範囲外から避ける。
2.サイファーのトラップワイヤーをオーメンのシュラウドステップ、ジェットのアップドラフト等で避けて進むなどがあります。
この方法はスキルの音がなってしまったり、見られることがあるので、行うタイミングを考えないといけません。
そしてこれを行うタイミングはいつか…
足音が聞こえたタイミング、又は予測で動く必要があります。
※予測については次に解説をします。
足音が聞こえ、相手が寄ったであろうタイミングでスキルを使うことで相手に見られず、音も聞かれないため、リスクを抑えたラークをする可能性を上げることが出来ます。
逆に自分も音に気を付けないと相手に簡単にばれてしまいます。
そのため、裏取りが出来ているのにスキルを使ったり、足音を立ててしまうと相手にバレてしまう可能性が高くなるので、特にラークで裏取りが出来ている際には注意しましょう。
まとめ
足音、スキル音を聞くことで、別のサイトへの奇襲であったり、裏取り、エリア取りをすることが出来る。
それを行うためには、自分は一番足音が聞こえる範囲を抑えておく。
自分もラーク時の裏取りの時は特に足音や、スキルでばれないように気を付ける。
予測
次にラークをする上での予測について。
VALORANTで相手を予測するために何が必要か、それは情報です。
相手がどのように動いているのか、配置はどのようになっているのかを覚えておくことでラークの難易度が格段に下がります。
今回は最近よく見る、ヘイブンDRX構成時のデフォルト配置の画像を使い解説します。
配置を読む
ミニマップを見て、味方がどのキャラと打ち合っているのか、自分がラークをした際にどのキャラが見ていたのか、何処にスキルがあったのかという情報で判断をする。
デフォルトの配置を知っているとおおよその配置に予測をつけることが出来ます。
配置を読むラーク
相手の配置が分かっている状況下では、どのサイトであれば敵の意表をついたラークが出来るかを考えることが出来ます。
例えばミッドを取っている状況で味方がA側にアクションを起こしていれば、相手がB側に寄っていく音がした時はキルジョイかオーメンがBに寄ったという予測をつけることが出来ます。
そのため、ガレージか、C側が薄くなっているため初めの狙い目となる場所となります。
ですが、敵も分かっているため、ガレージはスキルを置いています。
このような場合にスモークを使ったり、シュラウドステップを使ったりすることで相手にはあまり警戒されていないエリアに侵入することが出来ます。
逆に味方がミッド、Cサイトへアクションを起こしている場合、Aサイトへのラークはかなり難しいです。
理由としては、索敵キャラがいることがとても大きいです。
そのため、相手のスキルがどちらに飛んでくるかを駆け引きしながら進むことは出来ますが、初めのリコンを交わそうとしても手前に敵が来ている可能性であったり、通りを抑えているジェットがいる可能性であったり、リコンを壊しても相手にバレてしまうため、難易度としては少し高めです。
この場合では、相手が通りを抑えていないタイミングを予測して動く。
又は、一度自分がラークではなく本陣として一緒に行動し、相手に見られないようにそのエリアをホールドし、味方に別サイトにアクションを起こしてもらい相手が寄ったタイミングを予測し、裏取りをしたり、意表をついたタイミングで勝負したり、本陣が来るまで取っておく。
ラークは、そのエリアを見ている相手のキャラによって難易度が変わるため、注意が必要です。
相手の傾向を読む
前ラウンドでラークをしている人であれば、足音、スキルの音を聞くことで寄りが早いのか、遅いのか、などの情報を掴むことも出来ます。
そのため、足音が聞こえる、又はスキルが反応しなくなった音が聞こえることで相手の傾向を読んで動くことも出来ます。
傾向を読むラーク
ここで重要になってくるのが、ラウンド毎の相手の寄りのスピードです。
これを意識しておくことで安全にラークが出来る確率がグンと高くなります。
早ければ裏取りをするタイミングを早めることができ、遅ければ裏取りをするタイミングを遅くしたり、ラークをしないラウンドを作ることで対応が出来ますし、どのキャラが寄りが早いのかを見ておくのも凄く重要です。
相手の配置が崩れた状況では、何処かに穴がある可能性が高く、スキルだけで見させていたり、カバーが居ない1vs1の状況で打ち合いに行くことが出来る可能性が高いです。
どのキャラが寄っているのかという情報が重要となるのは、タレットは動いているけど、A側にオーメンがいる場合、Cサイトかガレージはスキルだけで見させていて、どちらかがスキルだけか、相手がいるという考え方が出来るためです。
たまにCサイトにBサイトを見ているキャラが寄っていることがありますが、ラークであったり、裏取りをしすぎているとこのように配置配置変えといった対策をされます。
このやり方は相手にもよるため、相手のどのキャラがどのように動いているのかという情報をどれだけ初めの方のラウンドに取れるかが重要になります。
難しい場合は味方を呼んで情報を取りに行くラウンドもラークをする上では重要です。
敵のスキルをあえて利用し、効果範囲ギリギリの位置で敵が寄る瞬間をオフアングルで置いておくのも一つの手です。
注意点として必ず覚えて欲しいことは、ラークはやりすぎると相手も慣れてきて、裏取りは特に対策をされる可能性があり、難易度が少し高くなるため忘れた頃に行うという意識が必要です。
まとめ
相手の配置、傾向を読むことでラークをするタイミング、場所を考える。
相手の配置、傾向の二つを使い相手の意表をつくことで、自分のラークを成功率を高める。
裏取りは特にやりすぎると相手も対策をしてくるため、注意する。
心理戦
では、やりすぎると相手も対策をしてくるために何をするのか。
相手との心理戦(駆け引き)をしましょう。
心理戦をしていく上で大事なことは相手の気持ちになって考えることが一番重要です。
ラークに対して相手の対策
1.ラークしてきているキャラを倒しに行くこと。
2.配置を変えること。
3.ラークを待たれたり、スキルを入れること。
4.本陣に人数をかけること。
ではこれに対して自分がどのように対策をするのか。
ラーク警戒している相手への対策
・詰め待ちで倒すこと、もしくは詰めてきた情報を元に本陣に合流すること。
・味方と一緒に動くラウンドを作ること。
・場所を変え味方と行動し、エリアを取り、そこからラークをすること。
・別のエリアを取りに行き、味方をローテ―ト出来るようにすること。
つまり、偏った動きをせず、変化を加えることが重要です。
例)
1ラウンド目は味方と一緒に行動してみて相手の配置を確認する。
2ラウンド目はそれを元に別のサイトにラークを試みる。
3ラウンド目は詰め待ちをしてから動き出したり、ラッシュに加わる。
4ラウンド目は前ラークした場所とは別のところをラークするといった変化を加えることで相手の配置変えのように何をしてくるか分からない状況を作り出すことが出来ます。
※これは一例のため、色々試してみてください。
これでやられた時の相手の目線になって考えてみてください。
ラークが来なかったと思い、次のラウンドはラークをあまり警戒していなかったらやられ、次のラウンドはラークを警戒し、ラークを狩りに詰めたら詰め待ちをされていて倒された、又はラークをケアして待っていたらラッシュをされて寄りが遅くなった。
相手の考え方によって左右されるため、あくまでも参考までに…
この状況を作り出し相手をかき乱し、相手の脅威となることがラークでは重要です。
相手の脅威になることで、相手に自分を意識させ、詰め待ちを刺さりやすくしたり、ラッシュの際の相手の寄りを遅くしたりすることが出来ます。
まとめ
前のラウンドに何を行ったか、それを元に何をするのかを決める。
ラークをするラウンド、詰め待ちをするラウンド、ラッシュに加わるラウンドを作ったりして、動きに変化を加えることで相手の意表を突く。
相手の脅威となり、詰め待ち、ラッシュを通りやすくする。
スキルを壊す重要性
ラークでスキルを壊すタイミングはいつかについて解説します。
自分が本陣ではない場合
スキルを壊すことで相手にいることをアピールし、ラークをやめ、味方が取れたサイトへのカバーをするか、違う場所からリテイクの阻害をするラークをします。
これをするメリットは、相手に裏取りがいるかもしれないと意識させれることです。そのため、相手の寄りを遅くしたり、本陣を分からないようにするのが狙いです。
特に、スキルを壊すとそのスキルを持ったキャラに通知が行くため、範囲外でも相手に圧力をかけることが出来ます。
相手に別のサイトかもしれないと思わせることで、プラントまで別のサイトへ相手を釘付けに出来たり、リテイクを焦らせることが出来たり、裏取りが来ている可能性を考えさせることが出来たりと、効果的です。
自分が本陣となる可能性がある場合
バレないように味方を待ち、味方が入れるタイミングで壊す必要があるため、壊すタイミングは考えて行いましょう。
先に壊してしまったり、相手にバレてしまっていると相手に先に狙われたり、寄って来られたり、簡単に対策されてしまう可能性があります。
つまり、相手に自分側が本陣ではないと思わせることが重要です。
リテイクを簡単に成功させられる場合であったり、攻めずらい時の良い例としては、エリアが狭い時です。
エリアが狭い場合は、ラークをしている人がそのエリアを広げることが出来ると、相手に様々な考え方をさせることができ、味方にも動き方の選択肢を与えてあげることが出来ます。
スキルを壊す場合のラークのおすすめキャラ
アストラ、ヴァイパー、キルジョイなど、解除遅延行為が出来るキャラだと遅延行為が出来るため、本陣に居なくても役割を持つことができ、ラークをしていても空爆や吸い込みで相手の解除を遅延することが出来ます。
しかし、逆に遅延行為が出来ないキャラがラークをしている場合は、解除までに間に合わなくなってしまう可能性が高いため、あまりおすすめはしません。
その場合はスキルを壊してすぐにサイトに寄るか、壊さないで裏取りを間に合うタイミングでする必要があります。
ここで、駆け引きをし、わざと早めに壊し、あとから裏取りをしたりすることも出来ますが、タイミングが難しく忘れた頃に出来ないと裏取りがバレやすいです。
無理にラークを行う状況
味方がサイトにエントリーするのが困難になり足が止まった時や、サイトにエントリーする前や、最中に人数差が出来てしまった場合です。
自分なりの解釈にはなりますが、サイトにエントリーするのが困難になり、足が止まってしまった場合にはスキルを壊したり、エリア取りを行うことで自分側に敵を少しでも引き付けたり、味方を寄らせたりすることが重要です。
スキルを壊さなくても、キルを取れればラークの動きとしては最高ですが、死んでしまうと意味がないので無理しすぎないのが重要です。
次に人数差で負けてしまっている場合、ここではスキルを壊すより、キルを狙いに行くことが優先です。
フェイクをかけるためにスキルを壊すのも手ですが、本陣側が人数差がある状況では、圧倒的にエントリーするのが難しくなるためです。
キルを狙いに行くときに重要となるのが、音であったり予測で動き、自分が少しでも有利に打ち合える状況で打ち合えると尚良いです。
まとめ
スキルを壊すことで相手に自分の存在をばらし、相手に圧をかけ、相手に別サイトを匂わせたり、裏取りを考えさせる。
遅延行為が出来るキャラだと特にこの方法は取りやすい。
状況によっては少し無理に勝負をしたり、スキルを壊しにいく。
メインとミッドのラークの違い
ラークのやり方については解説したため、ここからは先ほど触れたラークする時とミッドをラークする時の違いと注意点について解説していきます。
メインをラークする場合
反対側のサイトで味方にアクションを起こしてもらい、敵が寄るであろうタイミングに顔を出したり、敵が寄った後に味方をサイトに来れるようにすることが出来ます。
例外として寄るスピードが凄く早い敵に対してはメインから裏取りにつなげることは出来ます。
注意点
裏取りをする場合は味方に負担がかかるため、味方、自分、味方のように動いたり、相手を予測しながら自分から勝負したりする動きが必要となります。
反対サイトへの距離が遠いため、裏取りとしてのラークの仕方が少し難しくなることが懸念点です。
ミッドをラークする場合
距離がほとんど同じなため、本陣とは別のサイトを取りに行ったり、裏取りをしたり、タイミングを見計らってリテイクを阻害します。
また、マップによってはスキルが置いてあることが多いため、揺さぶることが出来ます。
注意点
ミッドは重要エリアで、それを相手も分かっているため、取りにいくタイミング、顔を出すタイミングを考えないといけません。
またサイトの情報を持っていないため、少しリスクがあること、センチネルじゃない場合は特にメインを取られている可能性であったりセンチネルであってもケアをする場所が増えることが懸念点です。
まとめ
メインのラークは味方が別サイトへローテ―ト出来るようにすることが出来る。
そうではない場合自分が裏取りとしてラークをするタイミングは難しく、相手の意表をついたタイミングで打ち合う。
ミッドのラークは裏取りをするか、サイトを取りに行くか選択肢は増える。
その代わりにミッドを取るのにリスクがあったり、別のサイトを取りに行く場合はケアする場所が多いため特に注意する。
各ロールのラーク
それでは次にロールごとのラークの仕方を解説していきます。
大きく分けてコントローラー、センチネルのラークはバレないように立ち回れたり、別のエリアをホールドすることが出来るのがメリットです。
逆にデュエリスト、イニシエーターのラークはスキルを壊せたり、相手に自分が本命のように見せることが出来るため、サイトへスキルを入れ、遠くから使えるスモークと合わせたり、エントリーすることでフェイクをかけることが出来るのがメリットです。
デュエリスト、イニシエーターでの裏取りをするラークについては様々ありますが、サイトへのエントリーをする味方の負担を考えるとあまりおすすめ出来ません。
チームのキャラ構成にも寄ったり、バレにくいからという理由でさせることもあるので、一概に悪いとは言えませんが、今回はラークをすることが多いロールである、センチネル、コントローラーに焦点を当てて解説をしていきます。
センチネル
センチネルは、バレていてもスキルを使い、打ち合いを有利に戦うことが出来る。
メリット
・自分の見ていないエリアを抑えるスキルがあり、別のエリアを取りに行く際に、スキルが置いてあるためケアする場所が減ること。
・スキルで取れたエリアのホールド力が高いこと。
・スキルを使いながら索敵をし、打ち合いに行けること。
・オペレーターのケアをスキルですることが出来ること。
・基本的にセンチネルの攻撃時は初めに攻めないサイトのエリアを抑えていることが多いため、相手の情報を取りやすく、予測がしやすいことです。
デメリット
・スキルを壊されると一気にラークをすることが難しくなり、タイミングが難しくなること。
・スキルを置くときに音がなってしまうため、敵にいることが先にバレてしまうため、勝負しに行くタイミングを考えないといけないこと。
・センチネルはラークすることが多いと敵に思われていることが多いため、ケアされやすいこと。
・スキルを隠したいときに味方のコントローラーが本陣にスモークを使ってしまっていて、自分の動きたいタイミングで動けない可能性があること。
・スキルを過信しすぎていると相手にそれを逆手に取られる可能性があること。
コントローラー
コントローラーは、タイミングは考えないといけないが、予測しずらいラークをすることが出来る。
メリット
・遠くからでもスキルを入れることができ、音を隠すことが出来るため、自分の位置を把握されずらいこと。
・相手のセンチネルのスキルをスモークで隠しながら進んだり、抜けやすいこと。
・遅延スキルを持っているキャラが多いため、ラークでも役割を持つことが出来ること。
・遅延スキルがないキャラは相手のスキルに返せるスキルを持っていること。
デメリット
・エリアのホールド力が弱く、味方も自分もケアする場所、ことが増えること。
・スモークは見られていると、スキルを抜けるときは音に注意をしないと、敵にケアされる可能性が高くなるため、スキルは使うタイミングを注意しないといけないこと。
・ラーク自体のタイミングを考えないと相手とただの打ち合いをすることになり、その場合相手が打ち合えるスキルを持っているキャラが多いこと。
・本陣にスモークを使うか、自分のラークにスモークを使うかの判断が難しくなること。
注意点
コントローラー、センチネルは、倒されると味方に与える影響が他のキャラに比べて非常に大きいことです。
センチネルは、唯一エリアを保持できるロールで、居なくなると裏取りを簡単にされてしまうようになったり、味方がローテ―トしずらい状況になるためです。
コントローラーは、スモークを使えるキャラが居なくなり、味方がエントリー時の射線が増えてしまったり、リテイクに対してスモークを使えないと相手のリテイクが通りやすくなってしまうためです。
そのため、ラークではリスクがある動きをしてしまい、倒されてしまうとトレードも取れず、味方に与える影響も特に大きいため、リスクを考えて動くことが重要です。
※チェンバーは違う等あると思いますが、キャラごとのラークについてになるため今回は省きます。
まとめ
センチネル、コントローラーのラーク時のメリット、デメリットは違う。
重要なロールのため、倒されないようにリスク管理をする。
リスク管理をするためにも、メリット、デメリットを理解しラークをする。
VCの使い方
最後にVCの使い方について解説していきます。
※VCを出来ない人、したくない人は飛ばしてください。
ラークをしている上で大事なことは味方に情報を共有することです。
味方とは反対のサイトを取れていたとしても、味方が気づいていなければ意味がありませんし、相手の情報を一番知ることができ、整理する時間があるのはラークをしている人が一番しやすいです。
また、自分がラークをしやすい状況を作るためにも、VCを上手く使いましょう。
ラウンド前のVC
・本陣とは別のサイトの敵がどのように守っていたか
・それを元に自分はどう動くのか
相手の配置の共有は全体で出来れば良いことですが、相手の寄るスピードであったり、本陣とは別サイトの設置型スキルが何処に置いてあるのかは自分が一番持てる情報です。
寄りが早い相手に対しては味方にフェイクをかけてもらい、別サイトを取りに行くことを伝えることで、ローテ―トすることが出来ると味方も戦い方を幅広く持つことが出来ます。
また、ラークが通り、相手が詰めてきそうなラウンドでは詰め待ちを上手く活用し、詰められたら本陣側のサイトをすぐに取ってもらうといった共有をしたりも出来ます。
ランクマッチでは特に、味方との連携を取るのが難しいため、自分がどのように動くか、相手はどのように動いてくるのかを共有し、連携を取りやすくすることが出来ます。
ですが、あくまで前のラウンドを加味した予測の話になるため、別の動きになることもあります。
その場合にラウンド中のVCを使います。
ラウンド中のVC
・足音を元に相手が寄った報告
・スキルの置いてある場所の共有
・サイトを取れれば取れていることの共有
・裏どりを出来ている場合はchill(落ち着いて)or耐えて欲しいのコール
・自分の見れていない場所の共有(ローテ―トの場合)
味方が設置をすることが出来ていて、自分が裏取りが出来ている場合は、時間稼ぎをしてほしいことを伝えることで、サイト内の味方は無理に打ち合いに行く必要がなり、自分のラークが間に合う可能性が上がり、ラウンドを取れる可能性も高くなります。
逆に味方がサイトに入るのが難しそうな場合にも、自分が別のサイトを取れていれば、味方を呼んであげることで無理に打ち合いに行く必要がなくなり、別サイトへ設置を通すこともできます。
ここで注意しないといけないのが自分の見れていない場所の共有です。
自分の通ってきた場所であっても、相手が戻ってきていて、味方は予期せぬタイミングで打ち合いになることがあり、事故が起きる可能性があります。
そのため、自分の見れてないエリアを味方に共有することが出来ると良いです。
例)ヘイブンキルジョイのラーク
このような場合、ガレージに相手が戻ってきている可能性があること、Cロングをもしかしたら手前まで詰められている可能性があることを共有してあげましょう。
例外として、自分ではないキャラがラークをする場合にも、前ラウンドの相手の守り方を共有してあげることで、その味方も動きやすくなります。
まとめ
ラークは本陣と別行動のため、自分の持っている情報をラウンド前に共有する。
ラウンド中は特にコールが重要。
別サイトへ入れた場合や、裏取りをする場合にチームにどう動いて欲しいのか、何処を見ないといけないのかをコールする。
コールで、チームに新しい選択肢を増やすことが出来たり、自分のやりたい動きを通しやすくする。
最後に
今回、自分なりの解釈でラークについての記事を書かせていただきましたが、これといった正解が分かりにくく、ケースバイケースが多いのがラークの難しいところです。
今回はラークをする上でセンチネル、コントローラーに着目したため、リスクを最小限にすることを前提に書きましたが、打ち合いが強い弱いもあると思うので、皆さんにあったやり方を見つける際の参考程度に考えてください。
この記事を通して、自分なりのラークのやり方、戦い方のバリエーションを増やす手掛かりになればと思います。
ここまでの閲覧ありがとうございました。
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