【Logicool G PRO X Superlight レビュー】VALORANTプロシーンで最も使用されているゲーミングマウス

マウス

今回は大手パソコン周辺機器メーカー「Logicool」から発売されているゲーミングマウス「G PRO X Superlight」についてレビューしていきます。

 

現在最もヴァロラントのプロシーンで使用率の高いマウスですが、なぜ使用率が高くなるのかも含め詳細に見ていきます。

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VALORANT界隈で最近話題の「ラピッドトリガー」機能を持つSteelSeriesのAPEX PROを実際に購入しレビューしてみました。 実際にかなり違いを感じ、撃ち合いが強化されたように感じます。

基本性能

製品名 Logicool G PRO Superlight(G-PPD-003WL)
サイズ 125×40×63mm
重量 63g以下
センサー HERO25K
DPI 100~25,000DPI
価格 ¥18,810(Logicool公式)

 

・注目ポイント

Logicoolが自社開発している「HERO25K」というセンサーは、低遅延・省電力に優れており、その性能は同じグレードの他モデルのマウスと比較して一線を画す性能になっています。

ここ半年のポーリング2,000Hzや4,000Hzを誇るゲーミングマウスで、ようやくこのマウスと張り合うぐらいの性能になっています。

編集部
編集部

発売から2年以上経っているマウスですが、

最新のマウスにも見劣りしない性能です。

G PRO X Superlightを詳しく見る

形状チェック

「G PRO X Superlight」の縦横の形状をチェックしていきます。

写真は所有しているG PRO X Superlightですが、使用期間が長いためロゴの部分が少し剥げています。

また、グリップテープが張られていますが、個人的に貼っているものなので写真の物は本来付属しません。

癖のない形状

筆者の手は手首から中指の先までで18.5㎝、手の幅が9.5㎝です。

G PRO形状の最大の特徴は左右のくびれがほとんど無く、マウスの最も高い位置もセンサーのほぼ真上でマウスの中心です。その為、好きな位置に指・手を配置することが可能です。

自由に指・手を配置することが可能なので、つかみ・つまみ・被せ持ちのほぼ全ての持ち方で無理なく持つことができます。

VALORANTのプロシーンを見ると選手の手元が映ることがあり。その際に同じマウスの持ち方を見てみると、同じGPROでも選手一人一人持ち方がかなり違うことがあります。それぞれ手を動かしやすい方法で握っていると思いますが、その持ち方でも違和感なく使用できていることがGPRO形状の汎用の高さを証明しています。

ただ逆に言ってしまえば持ち方を固定していない人が使用すると、毎日指の配置などが変化する可能性があり持ち方が安定しない可能性もあります。

ビルドクオリティチェック

ビルドクオリティは長期間使用するにあたって非常に大切なものです。

故障のしやすいものであったり、軋み・カタツキなどがあると繊細な操作が必要なシーンでミスにつながる可能性があります。
そのあたりの細かな箇所をチェックしていきます。

・メインボタン

メインボタンはセパレート式で、クリックの感触はプリトラベル・ポストトラベル共に少しあり、クリック感は明瞭です。

プリトラベル…ボタンを押してからカチッというまでの遊びの範囲。
ポストトラベル…ボタンがカチッといってからボタンが底までつく遊びの範囲。

マウスホイールよりも根元の箇所でクリックをすると、詰まった感じが強くなりクリック感が硬くなります。

クリック感自体は、クリックした感覚が分かりやすいので形状と同じで癖が少ないものになっています。

1つ懸念点として、個体によってスイッチの耐久性が低いものがあり、購入してすぐにチャタリングを起こす個体があるそうです。その場合は保証期間内であれば無償交換が可能です。

 

・サイドボタン

サイドボタンは側面よりも少し飛び出ており、前後のサイドボタンの間も空いていて親指の感触で位置が分かるので誤爆の危険性は少ないです。

クリック感はプリトラベルが少しあり、ポストトラベルはかなりあります。
ただ、サイドボタンは通常の使用範囲内であれば強く押し込むことは少ないと思うので、使用していて不快感は無いです。

 

・マウスホイール

マウスホイールのノッチ感はやや弱めで回しやすいが、誤爆しにくい程度の良さに調整されています。

ノッチ感とは…
ホイールを回したときに感じる粒のような感触。これが強いと誤爆が少なくなる代わりに連続で回しにくくなり、弱いと回しやい代わりに誤爆が多くなります。
ホイールクリックはプリトラベル・ポストトラベル共にほぼ無く、クリック感は軽めで力を入れなくてもクリックできます。ホイールクリックが硬いと間違ってホイールを回してしまうので、ホイールクリックはやや軽い方が筆者は好みです。

・マウスソール

最初から装着されているマウスソールはPTFE製で、滑り自体はややコントロール寄りです。
デフォルトでは前部分の方がソール面積が大きくなっていますが、付属の蓋を交換すれば前後共に大きいソールに換装することができます。
ただ、耐久性があまりなくゴミなども付着しやすいので、筆者はマウスソールをサードパーティー性の物に交換するのを推奨しています。

・全体的なビルドクオリティ

その他マウス自体のビルドクオリティを見ていきます。

・マウスシェル

マウスはどのを強く握っても軋みや歪みなく不快感はないです。

底面も強く押し込んでも歪みなどないので、マウス自体を押し付けて止める人でもボトムが変形し止めの感触が変化する可能性はほぼありません。

 

・塗装(コーティング)

どのカラーもそのままでやや滑りにくいようなコーティングも施されています。指紋なども付きにくいです。手汗をかくと少し滑りやすくなるので、気になる人は付属のグリップテープなどを貼るなどして対策した方がいいです。

LogicoolのGの部分は別塗装になっており、使用しているうちに段々と薄くなってきます。

総評

ここまで「Logicool G PRO X Superlight」を詳しく見てきました。

「G PRO X Superlight」は重量63g以下と、昨今の超軽量マウスなどと比較すると軽い部類の範囲では無いですが、実際に手に持ってみるとカタログスペック以上に軽く感じます。
形状的に完璧にフィットするというわけではないですが、不思議と持ちやすくそれがスペック以上に軽さを感じる要因だと思われます。

手の大きささえ合えば全ての持ち方が可能で、このマウス1台で完結する可能性が高いです。

マウス1台がとても高額なので失敗するリスクを減らせるので、とりあえず持って置けば失敗しないマウスになります。

懸念点として、マウススイッチの個体差ですぐにチャタリングを起こす可能性があります。しかしその場合でも購入から2年間の保証期間内であれば無償交換が可能ですので、安心して購入できると思います。

・良い点

・持ち方を選ばない癖のない形状
・最新のマウスにも引けを取らないセンサー性能
・軋みなどがない頑丈なビルドクオリティ
・付属の裏ブタを外すと60g以下になる
・悪い点
・コーティングは手汗が多い人は滑りやすい
・装着済みのマウスソールは品質があまり良くない
・各ボタンがチャタリングを起こしやすい(購入から2年は無償交換可能)
筆者はマウスその物の形状が最も大切で、次にビルドクオリティだと思っています。
「G PRO X Superlight」はそのあたりがとても優秀で、旧GPRO含め長年プロシーンで愛用されているのも納得できます。
特に形状に関しては癖がないのに唯一無二の形状になっており、ここまで多様な持ち方に対応できるマウスも珍しいです。
とりあえず「G PRO X Superlight」を購入して、そのまま慣れてしまえばずっとこのマウスでいいとなっているプロ選手も多くいると思います。
以上、「G PRO X Superlight」のレビューでした。

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