今回はSteelSeriesのApexProシリーズで噂のラピッドトリガーと同じ機能である
ハイパートリガー(Beta版)が実装されたので、早速ApexProTKL(2023)を購入してみました。
以前使用していたキーボードがRazerのHuntsmanTounamentEditionと比較しながらレビューしていきます。
本記事で紹介しているApexProTKL(2023)
性能比較(APEX PRO TKLとRazer Huntsman)
製品名 | SteelSeries APEXPRO TKL |
Razer Huntsman Tournament Edition JP |
製品サイズ (奥行×幅×高さ) |
12.8 x 35.55 x 4.2cm 960g |
14 x 36.2 x 3.7cm 752g |
リストレスト | あり | なし |
スイッチ | オムニポイント2.0 アジャスタブル ハイパーマグネティックスイッチ |
Razer リニアオ4プティカルスイッチ |
アクチュエーションポイント | 0.1mm~4.0mm(40段階) | 1.0mm |
ラピッドトリガー | あり(自社独自:ハイパートリガー) | なし |
当時価格 (公式サイト) |
219.99$(32,163円) | 17,000円(現在販売なし) |
おすすめ度 |
Apex Pro TKL(2023)の特徴としてSteelSeriesオリジナルの「OmniPoint2.0 アジャスタブルハイパーマグネティックスイッチ」が搭載されており、アクチュエーションポイントが0.1mm~4.0mmまで調整ができるようになっています。
動画参照:https://jp.steelseries.com/gaming-keyboards/apex-pro-tkl?language=japanese
さらに最近話題のラピッドトリガーと同じ機能を持つ新機能「ハイパートリガー」が搭載されており、VALORANTやCSGOなどストッピングが重要とされるゲームに置いて撃ち合いがかなり有利になると考えます。
今まで使っていたキーボードもゲーミングキーボードとして最低限の機能はあり一切悪い印象はないのです。しかし、2021年発売と少し前のキーボードなので、最近のキーボードと比べるとやはり見劣りしてしまいます。
APEX PRO TKLのストッピング性能(ラピッドトリガー)
VALORANTやCS:GOなどのゲームで必須キャラコンとなるストッピングですが、
今までは手放しストッピングよりも逆キーストッピングのほうが有利と言われていました。
なぜならそちらの方が入力が速いから。
ラピッドトリガーがプロの間でも話題になっている理由でもあります。
従来のキーボードの入力方法では押すときの反応は0.2mmや0.1mmとかなり早いのですが、
離す際はアクチュエーションポイントから下がった分を戻さなければなりません。
押し込める高さが1cmだとして、0.1mmで反応するキーボードだと
離れたと認識されるまでに0.9mm戻さなければなりません。
自分が反応できたとしてもストッピングされるまでに、わずかなズレが生まれます。
しかし、ラピッドトリガーが搭載されているキーボードだとこれがありません。
離すときも0.1mmで反応してくれるのです。
離した瞬間にリセットが入り、ストッピングが行われます。
これにより、より自分の感覚と同じようにゲーム内のキャラが動いてくれるのです。
動画参照:https://jp.steelseries.com/gaming-keyboards/apex-pro-tkl?language=japanese
ストッピング比較(APEX PRO TKLとRazer Huntsman)
SteelSeries APEX PRO TKL
Razer Huntsman Tournament Edition Linear
この映像を見て分かる通り、APEX PRO TKLはキーボードを離した瞬間止まります。
実際プレイしたうえでもかなりの違いを体験できているので、ストッピングのしやすさや撃ち合えるまでの早さが今までのプレイよりも格段に良くなりました。
他の方々もその違いを多く体験しているようです↓
ピークの仕方がキモすぎるwwwwww
これがApex proですか??#VALORANT pic.twitter.com/xEdadTpiBO— Spinne │ しゅぴね | 皎蜘蛛 (@itsspinne) September 2, 2023
れいなACE
APEXPROの設定変えたらガチで最強になった#VALORANT #valorant募集舌ピのせいで報告全然通じないの悲しいwww pic.twitter.com/fe4NIZUMKB
— えたのぉーる (@p4rk_jp) August 31, 2023
ラピッドトリガーはデバイスチート。
っていう人が多いからAPEX PROで実際に試してみたらストッピングの制度の高さとやりやすさに驚きました。
さらに、アクチューエンポイントも0.1mmにしてるのでより直感的に操作できます。
左)HyperX Alloy FPS PRO
右)APEX PRO TKL#APEXPRO#ラピッドトリガー pic.twitter.com/Y7R3kXuvZ2— みやる (@yunker_jdi) August 30, 2023
本記事で紹介しているApexProTKL(2023)
APEX PRO TKLのキーボード音について
SteelSeries APEX PRO TKL
Razer Huntsman Tournament Edition Linear
以前使用していたキーボードよりもカチャカチャという高音が抑えられ、聞き心地が良くなっています。自分としてはAPEX PRO TKLの音のほうが好みです。
また音とは関係ないですが、映像で見てわかる通りキーボードのライティングもかなり発色が良く、印字が見やすくなっています。
ApexProとWOOTING 60HEの性能比較
では、今特に話題になっているWOOTING 60HEと性能などを比較してみます。
製品名 | SteelSeries APEXPRO TKL |
WOOTING 60HE |
キーボードタイプ | テンキーレス(日本語配列あり) | 60%(日本語配列なし) |
製品サイズ (奥行×幅×高さ) |
12.8 x 35.55 x 4.2cm 960g |
11.6 x 30.2 x 3.8cm 627g |
リストレスト | あり | なし |
スイッチ | オムニポイント2.0 アジャスタブル ハイパーマグネティックスイッチ |
Gateron x Lekker スイッチ |
アクチュエーションポイント | 0.1mm~4.0mm(40段階) | 0.1mm~4.0mm(40段階) |
ラピッドトリガーのリセットポイント | 0.1mm固定 | 0.1mm~4.0mm(40段階) |
価格(公式サイト) | 219.99$(32,163円) | 179.99€(28,413円) |
配達期間 | 即日 | 2カ月~(不確定) |
Apex PRO TKL
本記事で紹介しているApexProTKL(2023)
WOOTING60HE
しかし、現状日本語配列がない、日本公式代理店がないなど、購入するとなるとかなり面倒くさいです。現状だと、APEX PRO TKLを購入するのがおすすめです。
総評
結論からいうと、「買うべきキーボード」です。
最近、ゲーミングデバイスには様々なブランドがあり、
どれを買うか迷っている方が多いと思います。
お財布に余裕のある方や強くなるのに妥協したくない方には、
このキーボードはかなりおすすめです。
Amazonでのセールも頻繁に行われているので、頃合いを見て購入すれば費用も抑えられます。
買ったらすぐ強くなれる!!とはいきませんが、強くなるための手段の1つとして
間違いなく全てのFPSプレイヤーに使ってほしいゲーミングキーボードです。
プロも多く使用している理由が、このキーボードにはあります。
本記事で紹介しているApexProTKL(2023)
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