今回はValorant世界大会でも驚異の使用率を誇るWooting 60HEを購入しました。
以前使用していたSteelseriesのApex pro2019と比較しながらレビューしていきます。
今回紹介するWooting 60HE
性能比較(Wooting 60HEとApex pro2019)
製品名 | Wooting 60HE | Apexpro 2019 |
製品サイズ
(奥行×幅×高さ) |
11.6 x 30.2 x 3.8cm 627g |
13.92 x 43.67 x 4.03 cm 973 g |
リストレスト | オプションで購入可 | あり |
スイッチ | Gateron x Lekker スイッチ | 磁気ホール効果センサー omniPointスイッチ |
アクチュエーションポイント | 0.1mm~4.0mm(40段階) | 0.1mm~4.0mm(40段階) |
ラピッドトリガー | あり | なし |
当時価格
(公式サイト) |
179.99€(28,413円) | 28,273円 |
おすすめ度 | 4.5/5 | 2.5/5 |
wooting 60HEの特徴としてオリジナルの「Lekkerスイッチ」が搭載されており、押下圧が60cNでオプションで押下圧50cNのLekkerスイッチ用スプリングが別売りしていましたが、現在では終売となっています。
別途45cNのスプリングを搭載したスイッチが公式サイトに販売されているので、転売で買うのはやめましょう。
以前使っていたApexpro2019との最大の違いは話題のラピッドトリガーです。ValorantやCSGOなどストッピングが重要とされるゲームに置いて撃ち合いが有利になります。
今まで使っていたキーボードが2019年販売とかなり前のキーボードで2023年に新しくApexpro2023が販売されて、ラピッドトリガーと同じ性能を持つ新機能「ハイパートリガー」が搭載されているため、到着までに時間がかかるWooting 60HEが難しい場合はApexpro2023の購入も検討してみてはいかがでしょうか?
APEXPRO2023
Wooting 60HEのストッピング性能(ラピッドトリガー)
VALORANTやCS:GOなどのゲームで必須キャラコンとなるストッピングですが、
今までは手放しストッピングよりも逆キーストッピングのほうが有利と言われていました。
なぜならそちらの方が入力が速いから。
ラピッドトリガーが世界でも話題になっている理由です。
従来のキーボードの入力方法では押すときの反応は0.4mmや0.3mmと早いのですが、
離す際はアクチュエーションポイントから下がった分を戻さなければなりません。
自分が反応できたとしてもストッピングされるまでに、ズレが生まれます。
しかし、ラピッドトリガーが搭載されているキーボードだとこれがありません。
離すときも0.1mmで反応してくれるのです。
離した瞬間にリセットが入り、ストッピングが行われます。
これにより、より自分の感覚と同じようにキャラが動いてくれるのです。
Wooting 60HEを使ったValorantプレイ集
2023年VALORANTの世界大会でのWooting 60HE使用選手のクリップ集
EG JAWGEMO
EG Demon1
EG Demon1
なんと2023年のValorant世界王者のEvil Geniusesはスターティングメンバー5人がWooting 60HEを使っていました!世界王者も使用するwooting 60HEは現段階最強キーボードと言っても過言ではありません。今後もトッププロに愛されるキーボードとして間違いないでしょう!
個人が使った感想になりますが、やはりストッピングが素早くできるとしっかり止まって弾が頭に当たります。使い始めてHS%が伸びていて今も上昇傾向です。(使い始めてから4か月です)
Apexpro 2019
APEXPRO 2023
DrunkDeer A75
DrunkDeer A75
REALFORCE GX1
キー配列 | 日本語/英語 | ソフトウェア | 対応 |
スイッチ | 東プレスイッチ(静電容量無接点方式) | レイアウト | テンキーレス |
スイッチ特性 | タクタイル | 押下圧 | 30g / 45g |
アクチュエーション | 0.8mm / 1.5mm / 2.2mm / 3.0mm | キーストローク寿命 | 1億回以上 |
サイズ | 143.1mm x 365mm x 38.2mm 1.3㎏ | 接続方式 | 有線接続 (ケーブル着脱不可) |
REALFORCE GX1
wooting 60HE
APEXPRO2023とDrunkDeer A75の性能比較
製品名 | SteelSeries APEXPRO TKL2023 | DrunkDeer A75 |
キーボードタイプ | テンキーレス(日本語配列あり) | 75%キーボード |
製品サイズ
(奥行×幅×高さ) |
12.8 x 35.55 x 4.2cm 960g |
355mmx140mmx45mm |
リストレスト | あり | なし |
スイッチ | オムニポイント2.0 アジャスタブル ハイパーマグネティックスイッチ |
Magnetic Stitch Linear |
アクチュエーションポイント | 0.1mm~4.0mm(40段階) | 0.4~3.6mm/0.4mm刻みで調整可 |
ラピッドトリガーのリセットポイント | 0.1mm固定 | 0.4mm~3.6mm |
価格(公式サイト) | 219.99$(32,163円) | 149.00$(22,018円) |
配達期間 | 即日 | 不確定 |
3か月使ってみた感想
この記事を書いた私が、3か月Wooting 60HEを使った感想を3つほど話していこうと思います。
まず1つ目は値段が他のキーボードに比べて高いです。円安の影響も多少あるかもしてませんが、3年前や4年前は日本円で1万円から高くて2万円でした。Amazonで買える商品なら送料はかからないものもありますが、Wootingは海外から注文するので送料がかかります。送料を含めるとWootingは現状日本円で3万円でおつりがくる値段になっています。私は所持してるキーボードはWooting 60HEを含めると6つほど使い込んできましたが、どれも使い心地は良く、Wootingと比べるとラピッドトリガー以外はそこまで差はないと感じました。ラピッドトリガーの機能は同じ機能がついていない他のキーボードと比べると、操作がかなりしやすくなりました。公式から「日本語配列のキーボードを販売するのは考えていない」という返答がきました。英語配列でキーを覚えるのはそこまで難しいものではなく、慣れたらとても簡単です。
2つ目は使用率の伸びが異常なことです。日本ではValorantが現在流行っています。その影響で世界大会での使用率が高くなっていることもあってか、注文が殺到して発送までに2か月近くかかるようになりました。私が買った時はちょうど2か月で届きましたが、注文が殺到して発送が遅れたりしてAmazonで買えるキーボードと比べると相当時間がかかることがデメリットです。
3つ目はまだ日本公式代理店がないことです。「公式から日本公式代理店と話は進めているが、まだ時間がかかる」という返答をいただいたので公式代理店から買えるのはまだ先になりそうですね。 私は喉から手が出るほど欲しかったので公式サイトから購入しました。サイトはすべて英語で書かれているため英語が苦手な人は苦労します。私は住所を書くところがとても苦労しました。注文が完了した後もメールが公式から送られて発送状況を確認したり、そのときもすべて英語なので大変です。しかし現在では日本語での買い物やサポートが可能になっているため購入するときも安心ですね!
総評
この記事で同等の機能を持ったキーボードと比較してきましたが、Wooting 60HEは「買うべきキーボード」です。
ここ1年、Valorantシーンを追ってきた身から見て、Wooting 60HEの使用率がものすごい勢いで伸びており、使用しているプロ選手のスコアが著しく伸びて、特にValorant界隈での評価がとてつもなく、「Wooting 60HE買った!」というツイートを毎日見かけるほどになっており、注文が殺到して発送時期が遅れたりしているため人気もとてつもないです。
お金に余裕がある方や強くなるために妥協したくない方には、とてもおすすめのキーボードとなっております。私自身もWooting 60HEを使いだして他のキーボードは使えない体になってしまいました。まだ、日本公式代理店がないので日本でのサポートを受けられるようになってからでも遅くないと思います。
買ったら強くなれる‼とはなりませんが、今後も覇権を握るキーボードだと思っていて、ゲーマーには1度でも触ってほしいキーボードです!
本記事で紹介しているWooting 60HE
ApexPRO2023
DrunkDeer A75
REALFORCE GX1
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